ひさしぶりに記事を書きたくなったのには理由があります。
それはずっとぼくがこのブログで言い続けてきたことが、だんだんとカタチになってきていることを知って、すごくうれしくなったから。
ファッションについて再考する
株式会社わざわざの平田さんという方の「ファッションの概念はもう変わった。|平田 はる香|note」というものを拝見。
すごく共感できる内容だったこと。また、調べてみると「わざわざ」「平田はる香」さんは、NHKでも放映されるくらい影響力のある方でしたので、たくさんの方が読んで考えるきっかけになったことが、率直にうれしかった。
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ぼくがショップ店員をしながら、そして、このブログをやりながら感じていたファッション業界に対する違和感。ジーパンショップ店員として働きながら、会社の経営方針や店の営業方針、ジーンズ主要メーカーのスタイル提案に対してずっと感じていた違和感に似たことが気持ちをこめて、丁寧に、強い意志をもって書かれていました。
文章だけではなく、実際にスタイルの提案、販売を手がけているところも尊敬できる人だと感じました。
これだけの熱意をもって、古き良き時代のモンペを大切にしながら、新しいスタイルを提案しているというのは、正直、有名ブランド、有名ショップでもみたことがありません。
ただ単純にモンペがほしくなりましたもん。ただジーンズについてのご意見には反論したくなるところもありましたが(笑)
着用する人が主役だ
モンペを着ている人たちが、ほんとうに楽しそう。
すごく自然体。
「オシャレしてます感」はないけど、どういう想いでそれを身につけているのかがわかるので、スタイリッシュにみえる不思議さがあります。売れる商品を作ることに集中し、ジーンズ本来のたのしさ、お客さまが必要としていることを、ジーンズ業界は無視し続けてきた結果だと思います。
主役はファッションアイテムではなく着用する人だ。
ぼくがずっとジーンズに対して感じていた違和感の正体。それを再確認しました。
さいごに
ジーパンも自分の体型にあわせて変化するめずらしい洋服です。
色落ち、縮み、ねじれ、やぶれ、ほつれ・・・そうした「経年変化」も楽しめるのがジーパンの良いところです。
平田さんの記事を拝見して、ぼくももう一度、ブログを再開しようかな、と思いました。
ではでは。