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定番のブーツ

ジーンズに確実に似合うおすすめの超定番ブーツ5選

ジーンズの良さがわかってきたら、今度は「靴」についても知っておきたいところです。「オシャレは足下から」とよく言われるくらいファッションにおける靴やパンツの役割は重要です。

さて、そういうわけで今回はジーンズ穿くならぜひ知っておきたい「ジーンズに似合う超定番のブーツ」を紹介したいと思います。時代を超えて愛されている定番ブーツばかりですのでファッション初心者こそぜひ知っておいてほしい、そう思います。

レッドウィング

まずは、ぼくも大好きな「REDWING(レッドウィング)」です。ファッションに詳しく人でも聞いたことがあるかもしれませんね。

レッドウィングのブーツは「ゴツゴツ」したものばかりのイメージがあるかもしれませんが、ジーンズやチノパンといったカジュアルな服装に似合うブーツはもちろん、ビジネスシーンでも使えるフォーマルなブーツも製造している有名ブーツメーカーです。

さて、レッドウィングが製造しているブーツはたくさんありますが、その中でも特に有名な型番であり、もちろんジーンズにも似合う、ぼくも大好きなブーツを紹介します。

アイリッシュセッター

レッドウィング877

レッドウィング875

※画像出典:All Footwear Collection | Products | レッド・ウィング公式ブランドサイト

アイリッシュセッターは、レッドウィングが世界中で愛されるメーカーになることに大きく貢献したモデルです。つまり、レッドウィングを語るうえでは避けて通れないブーツであり、絶体に覚えておいてほしいブーツであり、一度は履いてみてほしい超定番のブーツです。

トレクショントレッドソールと呼ばれる白くて波打ったソールと足首を覆うようなハイカットの形状になっているのが特徴のブーツです。

メモ

ソールの呼び名については、トレクショントレッドソールのほか、クレープソール、ホワイトソール、ビブラムソールなどと呼ばれることがあります。雑誌などではクレープソールという表記が多いように感じますが、他のブーツメーカーのソールのことをクレープソールと言うことがあり、レッドウィング公式では「トレクショントレッドソール」という呼び方をしていますので、それにならいたいと思います。

アイリッシュセッターの登場は1952年。ハンティングブーツとして登場した型番「877」は、狩猟犬の名前にちなんで「アイリッシュセッター」と呼ばれるようになりました。大人気となった「877」の数年後、足首の高さを8インチから6インチにした「875」が登場し、その両方ともに人気モデルとなりました。

人気になった理由、それはただ品質が良いというだけでなく、穿き心地、機能性、フォルムなど、このブーツが持っているすべての要素が、着用する人の心をつかんだからにほかなりません。

それは、アイリッシュセッターが「ハンティングブーツ」として作られたブーツでありながら、多種多様な職業の人たちが「ワークブーツ」として愛用したこと。さらには時代を超えた現代においても、ワークブーツやファッションアイテムとして親しまれていることからもわかるのではないでしょうか。

忘れてはいけないのが、アイリッシュセッターはデザイン優位で作られたブーツではなく、ハンティングブーツとして必要最低限な要素だけを残して作られた結果、時代や流行に左右されない美しいデザインになったこと。それこそがアイリッシュセッターがいまなお愛され続けている理由と言えるでしょう。

それはぼくの好きなジーンズ「リーバイス501」にも通じるところだと感じています。だからアイリッシュセッターとジーンズの相性がすごく良いのかもしれませんね。

アイリッシュセッターの現在とニセモノに注意!

アイリッシュセッター9875

アイリッシュセッター8875

アイリッシュセッター8165

※画像出典:All Footwear Collection | Products | レッド・ウィング公式ブランドサイト

現在、日本で販売されているものは「877」や「875」の品番ではなく「8875」「8165」といった品番がアイリッシュセッターと呼ばれています。

ハンティング用としての目的であったアイリッシュセッターも、時代の変化とともにその目的も変化しており、定期的にこまかなデザインや素材、形状、縫製などの変更などがおこなわれていて、わずかな期間しか作られていないアイリッシュセッターも存在します。

また、スニーカー等に比べると元々が高価であり、ジーンズと同じように希少性から価格が高騰しているアイリッシュセッターもあり、いわゆる「ニセモノ」がたくさん存在していることも注意しておくべきことでしょう。

モックトゥ&プレーントゥ

アイリッシュセッターは、つま先部分が縫われている「モック(トゥ)」、つま先部分が縫われておらず丸みをおびている「プレーントゥ」、ふたつの形状があります。

ちなみにぼくは、まだレッドウィングもアイリッシュセッターも知らない頃、テレビでダウンタウンの浜田雅功さんが、ビンテージジーンズとプレーントゥのアイリッシュセッターをはいている姿に観て、レッドウィングを知りました。そのかっこよさに衝撃をうけ、当時はまだ学生だったぼくは必死にバイトしてお金をためて人生で初めてブーツを購入。

それが、レッドウィング「8165」でした。いやー、なつかしいなー。

なんというか、プレーントゥーのフォルムがほんとに美しくてホントに好きなんですよね。まじで好き。かっこよすぎるでしょ、これ。

ただ、めんどくさがりなので手入れもあまりせず、かかともゴリゴリ踏みつけて穿いていたので、革がガサガサで、かかともヨレヨレで...レッドウィングや靴が好きな皆さんには、ほんとに怒られそうで怖いです。

もちろん、修理ができるブーツなので、ジーンズ同様に一生をかけて楽しむためのブーツとして持っておきたい定番のブーツです。

ベックマン

レッドウィング ベックマンブーツ9411

レッドウィング ベックマンブーツ 9060

※画像出典:All Footwear Collection | Products | レッド・ウィング公式ブランドサイト

もうひとつ、レッドウィングではずせないのが「BECKMAN(ベックマン)」です。

レッドウィング創業者「チャールズ・ベックマン」の名前を冠したこのブーツで忘れてはいけません。それは「ワークブーツではなくドレスシューズとして製作されたブーツ」だということです。

現在でも、フォーマルな場面で着用する方がじっさいにいらっしゃいますし、ファッションのジャンルを問わずどんな洋服にも合わせやすいブーツです。

アイリッシュセッターもベックマンも、ファッション初心者には手を出しにくい高価なブーツだとは思いますが、それでも購入する価値のある王道にして定番のブーツのひとつと言えますし、知識として知っているだけでもじゅうぶんです。

マジでかっこいいから、ベックマン。

クラークス

クラークスはレッドウィングより歴史が古い靴メーカーです。クラーク兄弟が1825年にはじめたメーカーですので、その歴史は200年近くということになります。

その歴史あるメーカーが今もなお靴を作り続けているというその事実が、もう、なんか、すごいよね。ほんと。時代が変わっても愛されている理由は、もはや説明なんかいるの?っていうくらいですが、クラークスの中でも特にぼくが好きなブーツを紹介したいと思います。

デザートトレック

クラークス デザートトレック

画像出典:Clarks Desert Trek / デザートトレック - クラークスジャパン 公式オンラインストア

クラークスの中でも特にぼくが好きなブーツが「デザートトレック」です。やっぱりつま先の丸いブーツが好きなんですが、中央を通る縫い目、無駄のないシューレースも合わさった全体のフォルムがほんとうに美しいなと感じます。

しかも、どんなジーンズでも似合っちゃうのがこれまたすばらしい。太いのでも細いのでも、濃色でも淡色でも、ほんとうによく似合います。

クラークスの代名詞「クレープソール」は履き心地がとにかくすばらしい!

デザートトレックのデザインも好きなのですが、いちばんの特徴はゴムを使ったプニョプニョとしたやわらかいソールにあります。

これ、ほんとにすぐに削れてしまうんじゃないかと不安になってしまうくらいにすごくやわらかい素材なのですが、不思議なことに意外にも削れないのです。

当然のことですが、ソールがやわらかいのですごく楽に歩くことができます。歩くのが楽しくなる、そんなブーツです。また、クレープソールは履き心地の良さだけでなく軽量化にもつながっています。

やわらかく軽い素材のクレープソールの他、金属等の部品も使っていませんし靴内部も補強などの素材をつかっていないので、靴全体がやわらかくとにかく軽いというのも特徴のブーツです。

デザートトレックはほんとうにもう、とにかく大好き。おすすめ。

ドクターマーチン

ドクターマーチンのブーツは、ワークシューズとしてだけではなく、特にイギリスにおける「音楽」といったその時代の文化と合わさることで、多くの人たちを魅了してきた名作です。また、洗練されたムダのない美しいフォルムやデザインは、性別の垣根をこえ、男性にも女性にも愛されるブランドというのも知っておきたい事実です。

しかも、もともとドクターマーチンは医療用リハビリシューズをつくるところからはじまっているので、履き心地はとんでもなく良いのもわすれてはいけないポイントです。

1461 3ホール/3 Eyes Gibson

ドクターマーチン1461 3ホール

画像出典:CORE 1461 | MEN'S ORIGINALS | Official Dr. Martens Store - JP

ドクターマーチンでおすすめしたのが「1461」です。

デザートトレックとはまた違っためちゃくちゃすばらしい履き心地。そして、どんなファッションスタイル、シーンを選ばないデザインがほんとにすばらしいです。もちろん、ぼくが大好きな丸いつま先で、ソールも落ち着いた色合いなので、一足持っているだけですごく重宝する一足です。

すっごく迷いますが、どんな洋服にも合わせやすくオシャレに見えるというファッション性、機能面、価格なども含めると、初めてのブーツならばレッドウィングよりもドクターマーチンをおすすめしたい。レッドウィングにはすっごい思い入れのあるぼくですが、それでもドクターマーチンはすばらしい靴だと思います。

また、リーバイスのジーパンにある「イエローステッチ」を想像させる黄色い縫い目。この縫い目の糸の太さといい、縫い幅といい、ほんとにすばらしいデザインだと思います。

ドクターマーチンで最初の一足なら1461がまちがいなくおすすめです。

1460 8ホール

ドクターマーチン 1460 8ホールブーツ

画像出典:1460 8ホール | MENS BOOTS | Official Dr. Martens Store - JP

ドクターマーチンの代表作といえばやっぱりこれですよね、8ホール「1460」。1460の数字の意味は、このブーツが製造された年月日である「1日4月(19)60年」に由来しています。

ドクターマーチンのファーストモデルであり、いまもなお全世界で愛されている不朽の名作です。

1460は、高さがある分だけパンツとあわせた時に足首周辺にパンツの生地がもたつくことがなく、そのためシルエットもすっきりとキレイに見せることができるの良いですね。

ローカットの1461と比べると履きづらいというのが難点ではありますが、より落ち着いたフォーマルでドレスライクな雰囲気にまとめるなら、個人的にはこの1461がおすすめです。

ジーンズに似合う定番ブーツまとめ

他にもおすすめしたい定番ブーツがたくさんありますが、その中でも特にぼく自身が愛してやまない定番ブーツをチョイスしてみました。

ファッションにそれほど興味がない人も、最近ジーンズを穿きはじめた人もぜひ一度、手にしてほしい。そしてぜひ一度、履いてみてほしいブーツです。どのブーツも間違いなくジーンズに似合う最高のブーツです。この記事がお役にたてたらうれしいです。

一生をともにできる最高のブーツ。そして一生をともにできる最高のジーンズに出会えることを願っています。

ではでは!

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Jean@でにまに管理人

元ジーパンショップ店員。約5年間アパレル業界で仕事をするが精神的体調不良により仕事を辞めて約1年半療養。療養期間中に自宅でできる仕事をさがしてサイト運営やWebライティングにたどりつく。現在は自宅でブログやサイトの運営、Webライター、ネット通販などで生計を立てながら、知人の店舗の運営を手伝ったり、サイト運営やWeb活用のアドバイスをおこなったりしています。

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