久しぶりのブログ更新で「ていっ!」と気合いを入れている管理人です。
今日は「ファッションってなに?」という話題です。
洋服やジーンズに興味がない。
洋服選びってどうすればいいの?
そんなあなたに向けて。
ニルヴァーナのカート・コバーンとは?
ぼくのデニム人生でもっとも影響を受けた人物は「Kurt Cobain(カート・コバーン)」という人です。
もっとも影響を受けた...ちょっと大げさな言い方かもしれませんが、でもそれくらいに衝撃を受けました。
知らない人にとっては「だれやねん?」って感じですよね、ぼくも大学生になるまで知りませんでした。
カート・コバーンはアメリカの伝説的なバンド「NIRVANA(ニルヴァーナ)」のギターボーカルであり、作曲や作詞もおこなっていました。
のちに「GRANGE(グランジ)」と呼ばれる、当時としては新しい音楽のジャンルを確立した...と、よく言われますが、カート・コバーン自身が「新しいジャンルを確立してやろう!」なんてことを考えていたとは思えません。
ただ、若くしてその命を落としたという事実もあわせ、その後の音楽シーンに大きな影響を与えた人物であることは間違いのないことです。
カート・コバーンに衝撃を受ける
ちなみにぼくはと言えば、ニルヴァーナやカート・コバーンを知るまで、まったく音楽に興味がありませんでした。
ましてや洋楽なんて聞きもしなかったぼくにとって、カート・コバーンはほんとに衝撃的でした。
曲を聴いただけでは、好き嫌いが分かれることと思いますが、カート・コバーンという人物の歩んできた人生や考え、心の内にある想いなんかが、あの表情、声、しぐさから伝わってきますし、とっぴょう
・・・カート・コバーンという人を構成している「すべての要素」をもって表現されるもの。
そこには、感情や魂がつまっているような気がして、すごく影響を受けました。
そのカート・コバーンが愛用していたのが偶然にもぼくが好きなLevisのジーンズだったという話です。
カート・コバーンと言えば「リーバイス501とコンバース・ジャックパーセル」
カート・コバーンは、ジーンズにスニーカー、着古したトップなど、それ自体はいたって「普通」なのです。
いたって普通なのですが、カート・コバーンが着ると「カッコよく見える」という不思議さがあります。
つまり「ファッションとは自分を表現する方法であって、流行りに乗ることがかならずしもオシャレというわけではないんだ」ということをカート・コバーンから感じるわけです。
そんなカートがよく着用していたのが、いたって普通の「リーバイス501」とコンバースの「ジャックパーセル」というスニーカーです。501にいたっては、色がうすかったり破れていたり、どちらかと言えば「ボロボロな服」なのですが、それでもかっこよく見えるんですよね。
ほんとに不思議です。
流行りにのっかるとむしろダサくなる
ファッションには「流行り」という意味もありますが、ファッションセンスとは「ただ流行に敏感なだけでは意味がなく、場合によっては流行に乗っかっていることで、むしろダサくみえる」ということもよくあることなのです。
特にリーバイスの超代表的品番「501」は、はく人の体型や動きに合わせて変形、成長、進化するジーンズです。
それはいまも昔も変わらずリーバイスがもっとも大切にしていることでしょう。
もっと言えば、501は「着用する人の色に染まりその人自身を表現してくれるジーンズ」とも言えます。
だからこそ「カート・コバーンが着ている服がカッコよく見える」。オシャレってそういうことでいいんじゃないかと思うわけです。
関連記事:これだけは知っておきたい501の3つの特徴 - でにまに。
外見ではなく思考がそのひとをかっこよくみせる
おそらく、ぼくがカート・コバーンと同じ服を着ても、おそらく「ダサい」でしょう。金髪にして髪をのばして、ギターをかき鳴らしても、めちゃくちゃかっこ悪いでしょう...というか、影響を受けて金髪にしたことがあるのですが、ものすごく似合わないと評判でした。泣
ちまたで人気のファッションリーダーとよばれる人たちの、髪型や洋服やだけを真似しても、オシャレでかっこよくはならないわけです。ひとつの経験としてやってみるというのはもちろん良いと思いますが、「あの人と同じ服だからおしゃれ」っていうのは、どこか違うんじゃないかと思うわけです。
外見のかっこよさは、その人の歩んできた人生や経験、考えていることからにじみ出るものなのです。
だからこそ、どんな人にもあわせることができるジーンズ...特に「リーバイス501」は、その人の魅力を最大限に引き出してくれるのだろうと思うわけです。
穿き続けることで「じぶんの色」が出てくれるジーンズだから、カートは501を愛用していたんじゃないのかな、と。
さいごに
「一生をともにできるジーンズと、一緒に成長することがなによりカッコいいことなんじゃないだろうか?」
と、久しぶりにニルヴァーナの曲を聴きながらそんなことを思いました。
ではでは!